日時:平成30年12月7日(金)
場所:かでる2・7 710会議室
主催:北海道養液栽培研究会
共催:北海道次世代施設園芸地域展開コンソーシアム
参加者:100名
内容:「養液栽培・環境制御技術の基本と実践・課題」をテーマに開催しました。
当日は吹雪模様の中、道内外各地から100名の参加者が集まり会場は満員となりました。講義1は「環境制御の最新技術」と題して、東都産業(株)仙台営業所課長 高橋孝司氏から、ハウス用の電動巻き上げ換気装置と補強資材の実際について講義を受けました。講義2は「施設栽培における原水のEC構成成分と養液の考え方(イチゴ・トマト)」と題して、アグリワークス(株)代表取締役社長 大岡信夫氏から、原水の分析の大切さと現場に逢わせた溶液成分の設計の必要性の講義を受けました。昼休みをはさみ、講義3は、「養液の基本と生育に応じた施用方法(イチゴ・トマト)」と題して、OATアグリオ(株)札幌所長 五井信明氏から実際に広く使用されている養液栽培用・養液土耕用の液肥についてその使い方や生育に逢わせて使用方法の講義を受けました。講義4は、「工農連携によるロバスト農林水産工学国際連携教育について」と題し、北海道大学大学院農学研究院生物化学研究室教授 森春英氏から北海道大学で行っている「「知」の集積と活用の場プラットフォーム」の設立や今後期待される「日本フードバレー北海道」などの方向性の講義を受けました。テーマの通り実践に非常に役立つ講義が多く有り、有意義な冬季講座になったと思っております。